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1994 年度 実績報告書

ポジトロンCTによる生理学的な分肝機能検査法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671297
研究種目

一般研究(C)

研究機関京都府立医科大学

研究代表者

谷口 弘毅  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (20217136)

キーワード肝血流量 / ポジトロンCT
研究概要

(1)H_2^<15>O 1回静注による動態法を用いた肝血流量測定法の開発
サイクロトロンおよび自動合成装置により作成した。H_2^<15>Oを全身麻酔下に兎の耳静脈から静注し、経時的にポジトロンCTスキャンを行った。これをコンピューター解析を行って、動脈血流量・門脈血流量を同時に算出した。こののち、既存の方法(侵襲的方法)で肝血流量を測定し、ポジトロンCTによる結果の評価を行った。
C^<15>O_2連続吸入による定常法を用いた肝血流量測定法の開発
サイクロトロンおよび自動合成装置により作成したC^<15>O_2を全身麻酔下の家兎に連続吸入させ、ポジトロンCTスキャンを行った。これより肝血流量を算出した。(この方法では動脈血流量・門脈血流量を同時に求めることはできない)。こののち、既存の方法(侵襲的方法)で肝血流量を測定し、ポジトロンCTによる結果の評価を行った。
以上により、H_2^<15>0 1回静注による動態法およびC^<15>O_2連続吸入による定常法による肝血流量測定法を今後ヒトに応用ができることが判明した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 谷口 弘毅: "ポジトロンCTを用いたH_2^<15>O静注法による肝動脈・門脈血流量同時測定法" 映像情報. 26. 449-453 (1994)

  • [文献書誌] 谷口 弘毅: "肝臓の機能診断-ポジトロンCT" 肝胆膵. 29. 683-688 (1994)

  • [文献書誌] 谷口 弘毅: "ポジトロンCTによる肝の局所血流量測定" 薬理と治療. 23(Supple). 215-222 (1995)

  • [文献書誌] H.Taniguchi: "Determination of the spleen-blood partition coefficient for water with 150-water dyuaunic C^<150>.steady state PET study" Journal of Nucleen Medicine. (4月掲載予定). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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