研究概要 |
9 研究実績の概要 9-1 雑種犬5匹に対し大腿動脈-静脈シャントを作成し8週間生存させ肥大型心筋モデルとした。対象として5匹の雑種犬を用いた。 9-2 脱血部位を右房、送血部位を主肺動脈とし、遠心ポンプにより体外循環を行った。 主肺動脈を遮断することにより右心バイパスモデルを作った。 9-3 遠心ポンプによる流量(1.2,1.4,1.6,1.8lit/min)を変え計測を行った。 9-4 心エコープローベを2つ用い、1つは心臓に直接あてMモード短軸像を観察し1つは経食道よりパルスドップラー法により左室流入血流、左室流出血流の計測をおこなった。 9-5 Mモード短軸像によりTeichholz法より計算した左室容積、および同時にトレースした左室圧によりP-V ループを描きEmaxを計算した。 9-6 左室流入血流および左室流出血流からTeiらの提唱したDoppler Indexを計算した。 9-7 計測の後犬を解剖し左室心筋重量を測定した。 9-8 肥大型心筋モデルと対象群とでEmaxおよびDoppler Indexに相関関係があるか検討を行った。 9-9 当初、肥大型心筋モデルとして内頚動脈-静脈シャントを作製していたが2週間以上生存せず大腿動脈-静脈シャントに変更した。
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