1 雑種犬5匹に対し大腿動脈一静脈シャントを作成し8週間生存させ肥大型心筋モデルとした。対象として5匹の雑種犬を用いた。 2 脱血部位を右房、送血部位を主肺動脈とし、遠心ポンプにより体外循環を行った。主肺動脈を遮断することにより右心バイパスモデルを作った。 3 遠心ポンプによる流量を3段階から4段階に変化させ計測を行った。 4 心エコーブローベを2つ用い、1つは心臓に直接あてMモード短軸像を観察し1つは経食道よりパルスドップラー法により左室流入血流、左室流出血流の計測をおこなった。 5 Mモード短軸像によりTeichholz法より計算した左室容積、および同時にトレースした左室圧によりP-V ループを描きEmaxを計算した。超音波画像上に圧曲線をInputすることにより 6 左室流入血流および左室流出血流からTeiらの提唱したDoppler Index を計算した。 7 計測の後犬を解剖し左室心筋重量を測定した。 8 肥大型心筋モデルと対象群とでEmaxおよびDopplerindexに相関関係があるか検討を行った。
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