研究課題/領域番号 |
06671424
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
糟谷 英俊 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (50169455)
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研究分担者 |
中村 安伸 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60246577)
塩川 和彦 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60235489)
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キーワード | くも膜下出血 / 脳血管攣縮 / NO合成酵素 / グアニレートサイクラーゼ / ウェスターンブロット / ノーザンブロット |
研究概要 |
雑種成犬30頭を各10頭、正常(D0)、血液大槽内注入2日目(D2)、2回注入後5日目(D7)の3群に分けた。脳血管攣縮の程度は脳血管撮影にて確認した.脳底動脈を取り出し、一部をウェスターンブロット法用に、残りをRNA抽出用とし、冷凍保存した.内皮型NO合成酵素抗体は脳型と交差しない特異的なモノクロナール抗体を用いた.また、グアニレートサイクラーゼは抗アルファサブユニットのモノクロナール抗体を用いた.RNAの抽出は、各群まず4頭の脳底動脈よりトータルRNAを抽出し、ついで3頭の動脈を用いて同様の抽出を2度くり返した.各レーンに10μgのRNAを用いて電気泳動の後、フィルターを作成した内皮型NO合成酵素とグアニレートサイクラーゼcDNAブローブを用いてハイブリダイゼイションをおこなった.脳底動脈からの抽出液には内皮型NO合成酵素に特異的な135kDaと、120kDaの2つのバンドが存在した.デンシトメターで測定した値は両蛋白の総和で、D0を100%としてD2で97±22%、D7では78±40%と減少したが、有意差はなかった.グアニレートサイクラーゼは70kDaに一本のバンドが存在し、D2では69±40%D7では25±18%と有意に減少していた.一方、1頭あたりのトータルRNAは平均D0.D2.D7それぞれ7.12.19μgが得られた.ノーザンブロット法は現在おこなっているが結果は得られていない.
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