研究課題/領域番号 |
06671424
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
糟谷 英俊 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (50169455)
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研究分担者 |
谷 茂 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60227204)
塩川 和彦 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60235489)
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キーワード | クモ膜下出血 / 脳血管攣縮 / NO合成酵素 / グアニレートサイクラーゼ / ウェスターンブロット / ノーザンブロット / エンドセリン / カルポニン |
研究概要 |
雑種成犬30頭を各10頭、正常(D0)、血液大槽内注入2日目(D2)、2回注入後5日目(D7)の3群に分けた.脳血管攣縮の程度は脳血管撮影にて確認した.脳底動脈を取り出し一部をウェスターンブロット法用に、残りをRNA抽出用とし、冷凍保存した.ウェスターンブロットについては昨年、NO合成酵素とグアニレートサイクラーゼで結果を得た.また、筋収縮に重要な調節タンパクであるカルポニンについて行い、D2,D7についてD0とらべ明らかな減少を認めた. 一方、RNAの抽出は、各群まず4頭の脳底動脈よりトータルRNAを抽出しついで3頭の動脈を用いて、同様の抽出を2度くり返した.各レーンに10μgのRNAを用いて電気泳動ののち、フィルターを作成した.NO合成酵素とグアニレートサイクラーゼのcDNAを用いて、ハイブリダイゼイションをおこなったが、おそらく、血管壁での発現がひくいために、ノーザンブロットでは結果を見なかった.PCRを用いて、増幅し実験を行っているが、結果は得られていない.以上の実験を行うと同時に、エンドセリン、TGFBI.ブロコラゲンI.ブロコラゲンIIIなどのcDNAプローブを用いてクモ膜下出血後脳血管での発現の変化をみた.エンドセリンレセプターAはダウンレギュレイト.TGFB1はアップレギュレイト、コラゲンは明らかな傾向を認めなかった.
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