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1994 年度 実績報告書

組織酸素代謝からみた敗血症性多臓器不全の治療に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671506
研究種目

一般研究(C)

研究機関千葉大学

研究代表者

織田 成人  千葉大学, 医学部附属病院, 助手 (90204205)

研究分担者 大竹 喜雄  千葉大学, 医学部附属病院, 助手 (50194189)
菅井 桂雄  千葉大学, 医学部, 講師 (10187627)
平澤 博之  千葉大学, 医学部, 教授 (80114320)
キーワード組織酸素代謝 / 敗血症性多臓器不全 / 酸素供給能 / 酸素消費量 / 胃粘膜内pH / 循環管理
研究概要

平成6年度はラットを用いたエンドトキシンショックモデルおよび敗血症モデルにおける血行動態と細胞内代謝の指標の測定を行った。とくに盲腸結紮穿孔モデルにおいては、輸液の投与により、臨床の敗血症性ショックに類似した高心拍出量状態を呈し、初期補液により、生存率は有意ではないが改善することが示唆された。当初予定していた、NIROSCOPYの導入が遅れており、本装置による組織酸素代謝の測定はいまだ行えておらず、今年度には導入し、引き続きさらなる動物実験を行い、その有用性を検討する予定である。
臨床研究においては、組織酸素代謝の指標を目的とした循環管理の効果を検討中である。具体的には、重症敗血症例において、酸素供給能係数、酸素消費量係数の現在までに検討した救命例の平均値を目標として、初期補液とカテコラミン投与による循環管理を行い、その効果を検討するprospective studyを実施中である。また、トノメーターによる胃粘膜内pH(gastric pHi)を測定し、他の組織酸素代謝の指標と比較検討およびその有用性を検討中である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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