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1995 年度 実績報告書

市販の茶・野菜ジュース類のBBNラット膀胱癌発生に対する影響

研究課題

研究課題/領域番号 06671619
研究機関東邦大学

研究代表者

松島 正浩  東邦大学, 医学部, 教授 (90057612)

研究分担者 原田 昌幸  東邦大学, 医学部, 助手 (50256749)
柳下 次雄  東邦大学, 医学部, 講師 (90110957)
松島 正浩  東邦大学, 医学部, 教授 (90057612)
キーワード膀胱発癌抑制 / BBN / 野菜ジュース / にんじんジュース / オレンジジュース / ラット
研究概要

〈方法〉7週齢の雄性Wistarラットを用い、0.05%N-butyl-N-(4-hydroxybutyl)-nitro-samin(BBN)水溶液を5週間与えた。実験開始後6週目にラットを5群に分けた。1群は水道水、2群は紅茶、3群はオレンジジュース、4群はにんじんジュース、5群は野菜ジュースを40週まで自由摂取させた。ジュース類は市販の100%ジュースを5倍に希釈し使用した。40週目に全ラットを屠殺し、膀胱発癌の状態を検討した。
〈結果〉膀胱腫瘍が認められたラットは1群20/20(100%)、2群20/20(100%)、3群18/19(95%)、4群19/20(95%)、5群18/20(90%)。ラット1個体当たりの膀胱腫瘍発生数は1群5.0±2.8、2群3.7±4.6、3群3.8±4.6、4群4.5±2.2、5群2.3±2.3であり、1群と5群間に有意差(P<0.01)を認めた。ラット1個体当たりの平均腫瘍体積は1群13.4±15.8、2群10.9±18.8、3群7.3±9.4、4群9.0±12.6、5群4.9±5.5であり、1群と5群間に有意差(P<0.05)を認めた。
〈結語〉野菜ジュースによるラット膀胱発癌の抑制効果が示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松島正浩: "野菜ジュースの効用" Molecular Medicine. 33. 96-97 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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