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1995 年度 実績報告書

非放射性in situハイブリダイゼーション法によるオステオポンチンの内耳の局在

研究課題

研究課題/領域番号 06671715
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

阪上 雅史  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (10170573)

研究分担者 原田 保  大阪大学, 医学部, 講師 (30165021)
キーワードオステオポンチン / in situ ハイブリダイゼーション / 内耳 / 胎生期 / 耳石 / 基底板 / オステオネクチン / BMP4
研究概要

平成6年度に骨組織に囲まれた内耳組織において、解像力の優れた非放射性(non-RI) in situハイブリダイゼーション法を確立した。
平成7年度はこの手法を用いて以下の事を明らかにした。
(1)オステオポンチン(OPN)mRNAは胎生期マウスにおいて成熟マウスと同様、内耳の血管条辺縁細胞、前庭暗細胞、前庭I型感覚細胞、ラセン神経節、内リンパ嚢に発現していた。
(2)OPNは胎生期マウスにおいて前庭感覚細胞から分泌されており、前庭感覚細胞が耳石の生成に関与している事が示唆された。
(3)オステオネクチン(ON)mRNAは胎生期マウスの有毛細胞以外のコルチ器構成細胞に発現していたが、その役割は不明である。
(4)骨形成蛋白4(BMP4)mRNAは胎生期マウスにおいてクラウディウス細胞と思われる部位に発現していた。BMP4は、基底板の形成に関与していると推測される。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Takemura T: "Localization of bone morphogenic protein-4 messenger-RNA in developing mouse cochlea" Hearing Research. (in press). (1995)

  • [文献書誌] Takemura T: "Localization of osteopontin, osteonectin and BMP-4 in developing inner ear" Proceeding of Sendai Symposium. 65-70 (1994)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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