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1995 年度 実績報告書

3次元有限要素法によるインプラント上部構造の応力解析

研究課題

研究課題/領域番号 06671971
研究機関日本歯科大学

研究代表者

佐藤 格夫  日本歯科大学, 新潟歯学部, 助手 (60225985)

研究分担者 渡辺 秀昭  日本歯科大学, 新潟歯学部, 助手 (70259224)
小司 利昭  日本歯科大学, 新潟歯学部, 講師 (30178264)
森田 修己  日本歯科大学, 新潟歯学部, 教授 (40060438)
キーワード最大応力値 / 応力分散 / インプランド周囲骨 / シリンダータイプ / 漏斗状タイプ / ラウンドタイプ / 長径 / 直径
研究概要

作製したインプラント体モデルの形態である、シリンダータイプ・漏斗状タイプ・ラウンドタイプのフィクスチャーに長径10mm,14mmの2種類、直径3mm,4mmの2種類の条件を加えた計12種類のインプラントについて、下顎第一大臼歯相当部にチタンインプラントを1本埋入したことを想定した、3次元有限要素モデルを作製した。すべてのモデルは充実タイプのインプラントとした。荷重は下顎運動・閉口筋を想定いた下顎骨頬側部より咬合面方向に向かってインプラント長軸と平行に加え、上部構造体の材質のポーセレン冠を装着したものとし、咬合面で完全拘束して行った。形態の違いにおいては、シリンダータイプ・ラウンドタイプであフィクスチャー先端部に応力が集中してインプラント周囲骨に応力分散し、漏斗状タイプはフィクスチャー全体から応力分散する傾向を示し、先端部に近づくと応力は小さくなった。長径の違いにおいては10mmが14mmよりも、また、直径の違いにおいては3mmが4mmよりも最大応力値は高い傾向を示した。長径・直径の違いにおいてはインプラント周囲骨に対して類似した応力分散の様相を示した。したがって、フィクスチャーの形態の違いにおいては、フィクスチャー内における応力分散はいずれも類似していたが、インプラント周囲骨に対する応力分散は漏斗状タイプが優れており、また、長径が長く直径の太いものではネック部の応力集中が小さく、最大応力値は小さくなることが示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤格夫: "3次元有限要素法によるインプラントの応力解析 第1報フィクスチャー形態による影響" 日本補綴歯科学会雑誌. 39. 168-168 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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