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1995 年度 実績報告書

口腔・顔面の交感神経支配に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06672012
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

匠原 悦雄  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00107070)

研究分担者 森本 佳成  奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (00264870)
川上 哲司  奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (60254512)
キーワード交感神経 / HRP法 / 中枢神経支配 / 交感神経起始細胞 / 組織学的研究
研究概要

今年度は、交感神経細胞の中枢神経系との関係を検索した。交感神経節にHRP溶液を注入し、HRP法による標識を行わせ、交感神経節前細胞の脊髄内局在およびその大きさについて検討した。また、上頚神経節、星状神経節、三叉神経節との投射についても検討し、以下のことが明らかし、報告を行った。
1)上頚神経節と連絡する節前細胞は、C8-T5の脊髄に分布し、大部分は、T1,T2領域に存在していた。
2)上頚神経節節前細胞の大部分は、脊髄側角のintermediolateral mucleusに存在し、その大きさは、12.3±2.0umと小さかった。
3)三叉神経節、対側の上頚神経節、星状神経節からの投射は、いずれも認められなかった。
中枢神経系における交感神経節前細胞への投射については、現在引続き検索を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 森本佳成: "ラット上頚神経節節前細胞の脊髄内局在および大きさについて" 奈良医学雑誌. 46. pp.223-227 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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