研究課題/領域番号 |
06680028
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
外間 ゆき 琉球大学, 教育学部, 教授 (00044884)
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研究分担者 |
東盛 キヨ子 琉球大学, 教育学部, 助教授 (60044947)
桂 正子 琉球大学, 教育学部, 助教授 (20044935)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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キーワード | 熱帯食品材料 / 沖縄料理 / タイ料理 / 栄養成分 |
研究概要 |
本研究は1964〜1965年の二か年に亘って、薬理効果があるとされる熱帯食品材料の発掘を目的に、わが国唯一の亜熱帯地域である沖縄と熱帯食品材料が豊富に使用されているタイ国において調査を行なった。それは、調査地域の人々が食品材料の利用やその薬理効果について、どのような意識をもち、どのような食行動をとっているかを知るためのアンケート調査であり、熱帯食品材料の生体調節機能、特に成人病予防因子についての科学的立証の基礎資料とする為で、併せて、食品分析と関係資料の収集も行った。 1 食品材料に対する意識と食品の利用について、沖縄とタイでアンケート調査を行ったが、それらの回答を単純集計とクロス集計処理を行い、考察した。 2 沖縄において利用の多い食品材料は、豚肉、豆腐、野菜類、海藻類であった。タイにおいてはとうがらし、香草類、果物類、魚介類であった。 3 代表的な沖縄料理とタイ料理について試作および記録を行い、栄養成分の分析を行なった。代表的な沖縄料理であるイラブ-の汁、ゴ-ヤ-チャンプル-、ク-ブイリチ-等、タイ料理ではトムヤムクン、チキンカレ-等の栄養価(タンパク質等)については化学分析を行なった。 4 その他、本研究題目関連の両国の資料を収集した。 5 沖縄とタイにおける意識調査等の結果について比較考察を行い、その成果報告書を製本中である。
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