研究概要 |
本研究は、研究分担者のパイサックが見い出した英語教育における学習者各人に適した学習スタイル((1)learning by seeing,(2)learning by hearing,(3)learning by doing)基づいた教育ができるような教育システムをパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)をマルティメディア化し、上記3つの学習スタイルをパソコン上に実現して、学習者が自分の理解度に合わせて学習を進めることができるようにすることを目的として行った。 本年度は、windowsが稼動する汎用のパソコンに録音/再生機能及び静止画/動画表示機能を付加し、汎用のパソコンをマルティメディア化した。特に、learning by seeingに対応するために、windows上からビデオデッキをマウス操作で自由に制御することができるソフトウェアを作成した。learning by hearing機能の実現に関する研究成果の一部は、本報告書の11項に見られるように発表した。その他3編を学会誌に投稿中である。 本システムの効果的な利用法は引き続き研究する予定である。
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