• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1994 年度 実績報告書

スコアリングルール法を用いたテストの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 06680203
研究機関東京学芸大学

研究代表者

新藤 茂  東京学芸大学, 教育学部・附属教育工学センター, 講師 (90134767)

研究分担者 青木 和彦  東京学芸大学, 教育学部, 助手 (50242235)
キーワード教育工学 / 教育評価 / テスト理論
研究概要

スコアリングルール法テストの結果得られる被験者の確信値からテストの設問や被験者の理解度を分析するための手法を開発した。正誤の2値反応に関しては従来から数多くの理論が存在し、実用化されているが、このスコアリングルール法では反応が多値になるため従来の理論はそのままでは適用できない。そこで2値反応で用いられているS-P表分析やファジイグラフ分析を多値反応に拡張する理論を提案している。
これまでの理論的な研究において、「球面得点関数」が被験者のもつ各設問にたいする確信度を最も忠実に反映させる得点関数であることが示されている。一方、従来の多肢選択テストとの関連を強調するのであれば、べき得点関数が適当であり、主観確率測定法との関連からは対数得点関数が適している。これらの得点関数の比較を現実のテストにおける試行実験から行なった。また、学校教育においては最も確信値の高いものだけを選ばせる「簡易型スコアリングルール法」の試行を行った。
上記の「簡易型スコアリングルール法」の試行を集計し、
1.スコアリングテスト法そのものの理解が充分に達成されているか、を実際のデータをもとに多値S-P表とファジイグラフを用いて分析した。その結果、簡易型スコアリングルール法の理解は数行の説明分で充分であることが示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 新藤茂: "簡易型スコアリングルール法を用いた多肢選択テストの試行" 東京学芸大学紀要第一部門46巻. 46(印刷中).

URL: 

公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi