研究概要 |
高等学校等で利用できるマルチメディア教材を作成するための素材データベースを開発し、教師が自由に素材を検索し、教材を作成できるようにすることが目的である。前年度は物理学者の人物画を収集し、入力し、学習者の反応を調査した。その結果は非常に好意的であることがわかった。 本年度は、人物に関するデータ(国籍、生年、没年、主な業績、人物の説明等)の入力、主な業績の説明図、原理・法則を説明するための図形等を中心に次のことを研究した。 1)入力した物理学者に関する紹介文を修正し、整理した。ボタンをつけ、左クリックで表示できるようにした。 2)看護専門学校の学生に、授業の始めに放送大学の映像教材「医療の物理」を視聴させ,物理学に対する意識の変化を調べた。看護や日常生活に物理学が非常に大切であることを意識させることがわかった。学習者に関心のある映像教材を視聴させれば物理学の大切さとか,学習意欲を高めることが分かった. 3)主な物理学者の業績を説明するイラストを作成し、物理学者像とリンクさせた。 4)家庭にある器具を分解し、物理と関連する部分を写真撮影し、フォトCD化した。 5)7年9月までの素材をまとめ,CD-ROM化した. 6)波動と電気に関する素材を入力した.
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