研究課題/領域番号 |
06680223
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研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
三宅 正太郎 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 助教授 (50107017)
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研究分担者 |
吉山 尚裕 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 講師 (20249684)
凍田 和美 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 助教授 (90107839)
吉川 喬 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 教授 (40249678)
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キーワード | 情報活用能力育成 / メディアリテラシー育成 / カリキュラム開発 / 映像視聴能力育成 / 情報発信能力 / マルチメディアリテラシー / 授業実践と評価 |
研究概要 |
研究者や、小・中学校などの教師、マスコミ制作者などを対象に聞き取り調査、分析を行い、情報活用能力の高い者の行動モデルの作成を試みた。 学生を対象に情報発信を中心とした情報活用のアンケート調査を実施し、因子分析を行った。短期大学生1年生と2年生の構造の違いから情報活用能力像の抽出を試みた。 情報活用能力育成をテーマにしている学校などの実践を観察、ビデオ録画を行い行動分析を行った。 調査分析結果を踏まえ、メディア論、情報処理演習、ヒューマンマシン・コミュニケーション論、国語表現法演習、小集団コミュニケーション論の核授業で、情報創造、表現のための教材開発を行った。 さらに、実験授業を立案し、順次授業にかけ、結果の評価を行った。 研究者や教師、マスコミ制作者などを対象とした聞き取り調査から情報活用能力の高い者の行動モデル作成を試み、映像を中心とした、情報発信能力がこれからのマルチメディア時代における重要な能力になりうることがうかがえた。 具体的な制作活動を通した経験をすることで、情報発信能力の育成が可能であるという手がかりを得た。 コンピユ-タというデバイスを通したバーチャルな世界が、操作したり受信したりする人間への心理的影響の分析が今後の課題であることがうかがえた。
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