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1994 年度 実績報告書

アプリケーションセマンティクスに基づくユーザインターフェースのカスタマイズ環境

研究課題

研究課題/領域番号 06680370
研究機関図書館情報大学

研究代表者

すぎ本 重雄  図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (40154489)

研究分担者 藤田 岳久  図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (50238573)
阪口 哲男  図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (10225790)
田畑 孝一  図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50026085)
キーワードグラフィカルユーザインタフェース / アプリケーションセマンティクス / ソフトウェアのカスタマイズ / ユーザインタフェースオブジェクト / GUI開発環境 / ウィジェット / GUIプログラミングモデル
研究概要

グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の開発には、ウィジェットと呼ばれるGUI部品と、それを基礎とするGUIビルダと呼ばれるソフトウェア開発ツールが広く使われてきた。しかしながら,ウィジェットは応用プログラムの持つ意味とは無関係に与えられるため、以下のような欠点を持つ。
・GUI開発者は、応用プログラムの意味に基づいてユーザインタフェースに要求される機能仕様をウィジェットを組合せて実現する機能設計とGUIの外観を決める意匠設計の両方を同時に進めなければならない。
・生成される応用プログラムにGUIの意味的構造が陽にあらわれないため、出来上がったプログラムをカスタマイズすることが困難である。
本研究では、上のような問題を解決するため、応用プログラムの観点からのGUIの意味的構造(アプリケーションセマンティクス)に基づいてGUIを定義する方法とそれに基づくGUI開発環境の開発を進めた。本研究では、GUIをユーザインタフェースオブジェクト(UIO)と呼ぶアプリケーションセマンティクス(AS)に基づいて定義される実体によって構成されるととらえた。UIOの定義は、ASを表わす抽象記述とGUIの外観等を表わす具象記述からなる。両記述を定義することで、機能設計と意匠設計を明確に分離することができる。本研究では、UIOに基づくGUI開発環境ASSORTの開発を進めた。ASSORTは機能設計と意匠設計を分離して行なう環境を提供する。平成6年度には以上のようなUIOの基礎的定義とGUI開発環境ASSORTの試作を行なった。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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