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1995 年度 実績報告書

地球規模の人為起源物質表面流出モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 06680492
研究機関名古屋大学

研究代表者

松岡 譲  名古屋大学, 工学部, 教授 (90109033)

キーワード地球環境 / 流出 / 汚染物排出
研究概要

本研究の初期的段階では、5分メッシュにて、地表面流出の追跡のみを行っていたが、この場合でも、現有のワークステーションにて1ランに2カ月程度を要し、かつ、情報間の不整合性に大きく悩まされた。これらの経験等で蓄積したノウハウと、従来の研究により解明・開発されている各サブモジュールのモデル構造、アルゴリズムを参照して、わが国、アメリカ等の詳細な流域・流出情報が整備されている地域について、フィージビリティテスト、フィデリティーチェックを行った。モデルから算出される流域区分、月単位の流出量及び流出負荷量などが主要な検討対象とした。
次に、アジア・太平洋地域を中心に、国内サブリージョンレベルの人間社会経済活動及び水系汚染物質排出活動情報の整備を行う。他地域については、国レベルの情報整備を行った。
世界全域の計算において、全域を一挙に算定することは、計算機能力からみて困難であったため、地域を区分して計算を行った。また気象情報として、アジア地域について、0.5度メッシュ地表面気象データ(WMO/ECMWF)を使用し計算を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 松岡譲: "河川・海洋を中心とした地球規模も物質循環モデルの開発" 第1回地球環境シンポジウム. 1. 261-270 (1993)

  • [文献書誌] 松岡譲: "地球環境の予測に係わるシミュレーションについて" 第3回地球環境シンポジウム. 3. 39-44 (1995)

  • [文献書誌] 松岡譲: "アジア・太平洋地域の穀物生産性モデルの開発" 第4回地球環境シンポジウム. 4(発表予定). (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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