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1994 年度 実績報告書

正常圧水頭症モデルの確立

研究課題

研究課題/領域番号 06770148
研究機関金沢大学

研究代表者

木多 真也  金沢大学, 医学部・附属病院, 助手 (10214826)

キーワード水頭症 / 脳室拡大 / マイクログリア / アストロサイト / 脳脊髄液吸収
研究概要

本研究により、新しいラット水頭症モデルを開発することに成功した.Wistarラットを全身麻酔し、頚部リンパ節を手術顕微鏡下に摘出した.術後4、6、8、10、12週にラット(n=10)をパラホルムアルデヒドで灌流固定し、脳を視神経交叉のレベルで冠状にスライスし、切片を作製した。sham-operation後0、4、8、12週のラット(n=10)をコントロール群とした.冠状切片の表面積(A)と脳室腔の表面積(B)をNIH image analizing systemを用いて算出し、B/AをVentricular Index(VI)とし、脳室拡大、すなわち水頭症の指標とした.術後6週間以降、12週までのすべての群で、コントロール群と比較して統計学的に有意に(p<0.01)、VIの増加を認め、脳室拡大がみられた.組織学的には、脳室系の閉塞はなく、交通性水頭症であることが確認された.また、脳室上衣下にreactive astrocytosis、脳梁部白質にreactive microgliaの反応がみられた.以上より、このモデルは、頭蓋内に全く操作を加えずに交通性水頭症を発症させるものであり、病態を研究するのに極めて有用であると思われる.本研究の成果は、第12回国際神経病理学会(1994年10月、トロント、カナダ)のシンポジウムで発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 木多真也: "Anatomical pathways for lymphatic drainage of the brain and their pathological significance" Neuropathology Applied Neurobiology. 21(in press). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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