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1994 年度 実績報告書

皮膚、特に乾癖表皮細胞および外毛根鞘細胞におけるチロシンリン酸化酵素の発現

研究課題

研究課題/領域番号 06770627
研究機関東京大学

研究代表者

山田 伸夫  東京大学, 医学部(分), 助手 (50230470)

キーワードRT-PCR / IL4 / IL5 / Tyrosine Kinase / Mite Antigen / Patch Test / Atopic Dermatitis
研究概要

先に提出した科研費交付申請書の、本年度の実施計画の3項目のうち、2項目は達成し得た。すなわち、正常表皮角化細胞と外毛根鞘細胞を手術標本より分離、培養し、培養細胞よりmRNAを抽出しWilks Primerを用いてRT-PCRを行い、1回目のPCR産物の電気泳動のゲル上より帯状のバンドを切り出し、そこからQIAGENのキットを用いてDNAを抽出し、それを鋳型として、nested primerを用いて2回目のPCRを行った。もう一度その産物の電気泳動のゲルより産物のDNAを回収し、PCR vectorとligationを行った。更に今後ligationの産物を大腸菌にtransfectし、cloningしてinsertのtyrosine kinaseのsequencingを行う必要がある。
RT-PCRの皮膚疾患への応用としては、他にアトピー性皮膚炎のダニ抗原誘発皮疹におけるTH_2系サイトカイン(IL4、IL5)およびTNFαのup-regalationを検出し、Journal of Allergy and Clinical Immunology誌にacceptされた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Nobuo Yamada,et al: "Chronological Analysi of In Situ Cytokine Expression In Mite Allergen Induced Dermatitis In Atopic Subject" Journal of Allergy and Clinical Immunology. (in press).

  • [文献書誌] 山田伸夫: "マスト細胞の細胞内シグナル伝達" 臨床免疫. 27. 148-152 (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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