研究課題
遭遇法とは、人と人とが遭遇するときにどちらが道を譲るかに注目したものである。道を譲るところに両者の社会関係が、投影されていると考えたものである。本年度は昨年に引き続き病院内の社会関係を分析すると同時に、病院以外の社会関係おも調査することにした。その結果、病院内の社会関係は昨年を補完するものであった。また、通行者の社会関係、車同士の車種、性別、年齢による道路上の社会関係では注目すべき結果を得た。これをもとに、MDSにより社会関係を各々図化した。