1.ロシアとウクライナについて1985年-1992年実績産業連関表を18産業部門レベルについて整備した。ロシアに関しては1992年MPS方式は試作の階段にある。またロシアの1991年SNA型式産業連関表(非公表)はロシア回家統計委員会による試作品を使用した。 2.ロシア経済について、上記の産業連関表を利用した準備的研究結果を「ロシア経済のI・O分析」と題して公表した。また質易構造を産業構造とリングさせて分析した結果を“The Structure of Russian Feoreign Trade is Transition"と題して公表した。この論文にはウクライナ経済についての同様の分析結果も含まれており、さらにロシアとウクライナについての関係についての比較分析も収録されている。 ロシアにおいては、そしてその他の移行諸国においても、市場経済化に伴う民営センターへ拡大、インフレの進展等によって生産統計に下方バイアス(生産の過少評価)がみられるようになった。このミクロ的基礎は、インフレと脱税にあるが、論文“From tipard to Pouruand Bian of Iudastrial Paduetion"においては、電力の概要構造に注目して下方バイアスの程度を推計した。
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