研究課題
1. 森元勘治(拓殖大)、横田佳正(九大)との共同研究で、次の二つの研究成果を得た.(イ) トンネル数が1の結び目K_1、K_2で、その和K_1♯K_2のトンネル数が3となるものを具体的に構成した。(ロ) 与えられた結び目がトンネル数1を持つための条件を与え、それを用いることにより、10交点以下の結び目のトンネル数を完全に決定し、又Monfesinos結び目がトンネル数1を持つための条件を求めた。2. Elena Klimeuko(Novosibirsk)との共同研究により、Isom 1H^2の二つの元により生成される群が離散的となるための必要十分条件を求めた。応用として三角鏡映群の階数を決定し、これと上の1-ロの結果を合わせることにより、トンネル数1のMontesinos結び目を完全に決定した。
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