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1994 年度 実績報告書

実験室系から見た原子核の回転

研究課題

研究課題/領域番号 06804013
研究機関東京大学

研究代表者

大塚 孝治  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (20201379)

研究分担者 本間 道雄  会津大学, 総合数理科学センター, 講師 (40264569)
水崎 高浩  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (50251400)
キーワード回転 / 楕円体 / はさみ型励起
研究概要

原子核の回転運動を陽子系と中性子系に分離して,なお且つ実験室系から解析する研究を行った。ハートリー・フォック・ボゴリュウボフ状態として内部固有状態を決定し,それに対して角運動量射影を行って研究した。角運動量を良い量子数とする回転バンドの各状態に於いて,陽子楕円体及び中性子楕円体の角運動量分布を,ほぼ2つのメジャー殻の軌道をとり入れて評価した。その結果,陽子楕円体と中性子楕円体の逆回転モードがさらに検証された。これに並行して,より簡単なモデルである,2次元平面上の2つの棒の回転モデルによっても逆回転モードを研究し,同様の結論を得た。又,同時に,2次元モデルによってはさみ型励起モードの簡単な表現を得た。この後者の研究は田嶋直樹氏との共同研究である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Pietralla,N.他: "Odd-Spin Yrast States as Multiple Qnadrupole Phonon Excitations" Physics Letters. (印刷中). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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