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1994 年度 実績報告書

留学生の漢字学習法略の測定のための学習支援システム開発と学習方法の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06808026
研究機関筑波大学

研究代表者

STEFAN KAISER  筑波大学, 文芸・言語学系, 教授 (20260466)

研究分担者 西村 よしみ  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (40208228)
加納 千恵子  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (90204594)
キーワード留学生 / 漢字学習法略 / 学習支援システム / 漢字学習ソフト
研究概要

本年度はまず従来の漢字教育の方法を分析し、どのタイプのアプローチを学習ソフトの選択項目に入れたら良いか検討した。その結果、学習ソフトのデザインデザインがほぼかたまった。以下のような項目からなるもの決めた。
漢字学習データベースのデザイン・内容
1.構造的分析(偏傍冠脚、色分け)
2.既成の連想ストーリ・語句
3.学習者が考えた連想ストーリ入力可能
4.記憶の助けになると思われる図面
5.同音符同音字(正・政)
6.同音符類音字(青・情)
7.同音符異音字(怠・始)
8.類音符字(亘・宣・祖・租)
9.類形態字(午・牛・生)
10.同部首字
11.文脈での単字の使い方例
12.熟語例(単独)
13.熟語例(文脈中)
14.類義熟語
15.対義熟語
なお、データベースのデザインについては平成6年11月18日の情報処理学会「人文科学とコンピュータ研究会」で研究発表をおこなった。
現在はそのデザインに沿ってデータ入力を行っており、数十字程度の漢字について以上のような情報をClarisファイルメーカを使って打ち込んでいる段階であるが、各項目の配列やグラフィックスの扱いや音声を取り組むかどうかメンバーで検討しているところである。以上の点については3月初めに北海道大学留学生センターを訪問し、漢字教育の専門家の意見をも聞くことにしている。また、漢字の正確な字源説や書体の問題については北海道教育大学の漢字・書道の専門家とその時に相談する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] カイザー,シュテファン: "漢字学習支援データベースのデザインについて(1)" 人文科学とコンピュータ. 24-7. 47-52 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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