• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1994 年度 実績報告書

光刺激発光(OSL)による隕石分類と小惑星探査の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 06832010
研究機関大阪大学

研究代表者

池谷 元伺  大阪大学, 理学部, 教授 (20023161)

研究分担者 山中 千博  大阪大学, 理学部, 助手 (10230509)
キーワード光刺激発光(OSL) / 熱ルミネッセンス(TL) / 電子スピン共鳴(ESR) / 隕石 / CAI
研究概要

1.光刺激発光(OSL)を用いて、アレンデ隕石中のCAIを測定した。この研究は世界で初めてのOSL観測であり、極地研の「南極隕石シンポジウム」で発表した。プロシ-ディングに英文論文として公表される。
2.遠隔OSL及び熱ルミネッセンス(TL)の実験が順調に進んでおり、熱伝導も考慮した理論計算結果とも合わせて論文執筆中である。
3.ここで提案した「レーザー光励起遠隔光刺激発光」や遠隔TL法は、将来の惑星探査に充分に利用できる手法であり、右図のような探査手法を確立する必要ある。今後は画像計測も含めて装置作りを行い、実用化の為の実験をしたいと考える。発光強度の減衰とデータ取り込みが問題となるが、地上での「野外実験」も行いたい。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] M.Ikeya: "ESR(EPR) dating based on natural radiation effects" Nucl.Geophys.8. 201-224 (1994)

  • [文献書誌] M.Ikeya: "ESR dating,dosimetry and microscopy A trip to interdisciplinary fields as a wanderer from physics of defects" Nucl.Instru.Meth.B91. 43-51 (1994)

  • [文献書誌] M.Ikeya: "ESR and ESR microscopy int geosciences and radiation dosimetry" Appl.Magn.Reson.7. 237-255 (1994)

URL: 

公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi