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2006 年度 実績報告書

窒素ガリウム半導体量子ドットの形成技術と次世代ナノフォトニック素子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06F06110
研究機関東京大学

研究代表者

荒川 泰彦  東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授

研究分担者 NA Jongho  東京大学, 先端科学技術研究センター, 外国人特別研究員
キーワード半導体量子ドット / 次世代ナノフォトニック素子 / 有機半導体
研究概要

半導体量子ドットは、半導体レーザーや光増幅器など既存の光デバイスの素子特性向上のみならず、量子情報に向けた単一光子発生器や、量子コンピューティングの量子ビットへの応用が期待されている。本研究では、窒化ガリウム半導体(GaN)量子ドット、新しい半導体材料である有機半導体を用いた次世代ナノフォトニック素子を目指して、これらの形成技術を確立すると共に、電子状態、光物性を評価する。GaN量子ドットは量子デバイスの高温動作など魅力的な特性を持つ。有機半導体トランジスタは、プラスチック基板上のフレキシブルデバイスや大面積デバイスへの応用が可能であり注目を集めている。まず、GaN量子ドットデバイス用ウェハの作製をおこなった。単一ドットを用いた量子情報デバイスに最適な低密度量子ドット、高品質半導体膜形成の成長条件を見出した。並行して、最近目覚しい進展を遂げている有機半導体を用いてトランジスタを作製、伝導特性の評価を行った。良質なトランジスタの作製に成功しており、次世代ナノフォトニック素子の開発へ向けた重要な進展を得た。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 高誘電率ゲート絶縁膜Ti1-XZrX02を有する低電圧駆動ペンタセン薄膜トランジスタの作製2007

    • 著者名/発表者名
      李大一, 北村雅季, Jongho Na, 岩本敏, 荒川泰彦
    • 雑誌名

      第54応用物理学関係連合講演会 予稿集 28a-W-17

      ページ: 1411

  • [雑誌論文] ゲート絶縁膜Ti1-xSix02を有する高特性フレキシブルペンタセン薄膜トランジスタ2007

    • 著者名/発表者名
      Jongho Na, 北村雅季, Daeil Lee, 荒川泰彦
    • 雑誌名

      第54応用物理学関係連合講演会 予稿集 27a-W-25

      ページ: 1416

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公開日: 2010-02-01   更新日: 2016-04-21  

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