研究課題
本研究は異なるLAN内のエンドユーザー間で超高精細映像等の超大容量データを低遅延でリアルタイムでしかも高品質なサービスを提供できるネットワークを実現することを目的として、超高速LANを収容するアクセス網とこれらのトラヒックを集約するメトロ網をシームレスに光電気変換なしにトランスペアレントに接続するインターフェスとなる『全光ゲートウェイノード』を実現することを目的としている。H18年度は以下の項目について検討を行った。◆光符号ラベルスイッチのアーキテクチャを検討し、基本構成単位の設計を終えた。◆光符号ラベルプロセッサには、新たに多ポートAWG型光符号・復号器を用いることとし、試作デバイスを入手した。◆スイッチの極低消費電力化を目指して、スイッチのキーコンポーネントである波長フィルタ、光遅延線、光スイッチ、光カップラを従来のバルクデバイスからフォトニック結晶に置換した場合の効果を明らかにした。◆フォトニック結晶を導入した光符号ラベルスイッチの基本動作原理を確認するために、フォトニック結晶デバイス評価系の整備を行った。
すべて 2007
すべて 雑誌論文 (2件)
電子情報通信学会光・電波ワークショップ(2007.8.2〜3) MWP07-09
European Conference on Optical Communications(ECOC2007)(Berlin, 2007.9.18) Tu3.3.5(掲載決定)