1.Gal4遺伝子トラップ法とGal4エンハンサートラップ法を実施し、特異的なGal4トランスジェニック系統を取得した。 2.Gal4系統群とUAS:TeTxLC系統を掛け合わせ、Gal4発現ニューロンに破傷風毒素(TeTxLC)を誘導した。 3.TeTxLCの誘導によって、触覚刺激に対する逃避行動に異常が現れるGal4系統を同定した。 4.逃避行動に異常異常を示した幼魚のTeTxLC発現パターンを解析して、逃避行動に関与するニューロンを同定した。 5.脳下行性ニューロンGal4系統を単離し、TeTxLCの誘導によって行動異常が現れることを示した。 6.これにより、脳下行性ニューロンの初期行動における重要性を示した。
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