研究分担者 |
ZUKOVA Alevt ゲルツェン名称 国立ロシア教育大学極北諸民族学部, 教授
BERGSLAND Kn オスロー大学, 名誉教授
箕浦 信勝 東京外国語大学, 外国語学部, 助手 (90262211)
一ノ瀬 恵 富山大学, 人文学部, 助教授 (90223106)
遠藤 史 和歌山大学, 経済学部, 助教授 (20203672)
大島 稔 小樽商科大学, 言語センター, 教授 (00142787)
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研究概要 |
1.平成7年7〜9月の約2ヶ月を現地調査に充て,11月中旬にベルグスランドとジュコバを日本(京都大学)に招聘し,その際,研究会を開いた. 夏の現地調査では,各人がこれまでに蓄積してきた資料の整理と分析にたいする反省にもとづいて,不足部分の補完をなすとともに,新たな側面に関する調査を行った:内容は下記2〜4. 二人の外国人研究分担者には,講演会での講演を依頼するとともに,夏の各人の調査結果の検討ならびに平成8年度の調査に向けての計画作成に助言と協力をもとめた. 2.エスキモー語は研究代表者が形態・統語法の諸問題,アリュート語は大島がベルグスランドの示唆を仰ぎつつ,形態法の諸問題の解明に重点をおいた調査を行った. 研究代表者は,自らの現地調査と研究協力者にたいする指導にくわえて,アラスカ大学アラスカ原住民言語研究者の研究者と情報交換を行った. 3.インディアン諸語については,箕浦,渡辺,堀,笹間,宮岡(晃洋),中山,市橋が研究代表者と密接に連携・協力しながら,各言語の音韻記述の纏めを試みるとともに,形態法に関する調査を進めた. 4.古アジア諸語については,遠藤がユカギ-ル語の,一ノ瀬がジュコバと協力しつつコリャ-ク語の,それぞれ基礎語彙調査を行うことによって音韻記述の試み,特古斯がチュクチ語の音韻記述の纏めを行った上で,形態法の細部を精査する試みを始めた.
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