研究課題/領域番号 |
07041065
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
森澤 恵子 大阪市立大学, 経済研究所, 教授 (60137180)
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研究分担者 |
榎本 里司 大阪市立大学, 経済研究所, 助教授 (80221117)
TECSON G.R. フィリピン大学, 経済学部, 教授
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キーワード | サポ-ティング産業 / 部品調達 / ローカルコンテスト / 下請生産 / エレクトロニクス産業 / AFTA / 経済自由化 |
研究概要 |
平成7年8月07日から8月31日まで森澤がフィリピン大学に滞在し、そこを拠点として、現地の研究分担者テクソンと共同して、フィリピンの主要な家電メーカー7社(日系、米系、ローカル、韓国系)と、この家電メーカーに部品を供給するローカルの部品メーカー4社、日系大手のエレクトロニクスメーカー2社を訪問し、工場見学とヒアリングを行った。この調査によって得られた知見は森澤が大阪市立大学経済研究所のワーキングペ-パ-「フィリピンの電気・電子産業とサポ-ティング産業-フィリピンの家電産業の現地調査(1995年8月)」において、とりまとめた。平成8年2月26日から3月16日まで森澤が、榎本が2月26日から3月13日までフィリピン大学に滞在し、フィリピンの電子・電子部品メーカーの工場訪問とヒアリングをテクソンと共同して行った。日系の電子・電子部品メーカー6社、ローカル大手の電子部品下請けメーカー2社とヨーロッパ系電子メーカー2社の、工場訪問とヒアリングを行った。米系の半導体メーカーと台湾系のコンピューターメーカーとに、工場見学とインタビュウの依頼を行っていたが、台湾系については日程の調節がうまく行かず、米系の半導体メーカーについては、日本人という点で難色を示され、調査が行えなかった。そこで、フィリピンの半導体・電子産業の代表的な業界団体である(SEIFI;Semiconductor Electronics Industry Foundation,Inc.)の会長に会い、私達の調査の主旨を説明し、協力をお願いした。SFIFIの会長が私達の調査がフィリピンの電子産業の発展に必要不可欠であると認め、全面的に協力することを約束してくれた。その結果、フィリピンの電子産業とそのサポ-ティング産業の調査を平成8年度以降本格的に行える見通しがついた。平成8年2月、3月に行った調査については、平成8年度以降さらに継続される調査を踏まえて、日本とフィリピンの双方で研究成果を取りまとめていく予定である。
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