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1995 年度 実績報告書

日本中近世における社会情報と政治文化についての研究-絵図史料を中心として-

研究課題

研究課題/領域番号 07044004
研究機関東京大学

研究代表者

黒田 日出男  東京大学, 史料編纂所, 教授 (90013284)

研究分担者 タランチエフスキ デトレ  ボン大学, 日本文化研究所, 専任講師
トビン ロナルド  イリノイ大学, 歴史学部, 教授
スミス ヘンリ  コロンビア大学, 東アジア研究所, 教授
シャイブリ ドナルド  カリフオルニア大学, 名誉教授
ベリ エリザベス  カリフオルニア大学歴史学部, 教授
杉本 史子  東京大学, 史料編纂所, 助手 (10187669)
馬場 章  東京大学, 史料編纂所, 助手 (10208704)
横山 伊徳  東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90143536)
近藤 成一  東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90153717)
キーワード絵図 / 領域支配 / 空間 / 情報 / 図像 / 裁判 / 世界観
研究概要

八月に、京都で第一回全体会議を行い、黒田日出男「上杉本洛中洛外図をめぐって」、エリザベス・ベリ「日本における地図作成と近代性-空間と社会の図像化」、デトレフ・タランチエフスキ「古地図の構成要素について-西ヨーロッパの例を中心にして」、杉本史子「日本近世裁許絵図の歴史的位置」の4本の研究報告を行った。各研究報告は、隣接諸分野の近年の研究成果を積極的に取り入れたものであり、報告・討論のなかで、絵図を歴史史料としてどのように位置づけるべきかについての知見を深めることができた。その後京都大学文学部国史研究室・同地理学研究室・同博物館のメンバーの協力を得て、所蔵絵図調査を行った。
秋以降のヨーロッパ調査により、流出した長久保赤水図・東大寺開田図写本の描写の具体像の確定、日本に伝来した世界図・海図の系譜調査、日独における近世の地域図の比較史的検討をおこなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 黒田日出男: "謎解き洛中洛外図" 岩波書店, 218 (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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