研究課題/領域番号 |
07044004
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
黒田 日出男 東京大学, 史料編纂所, 教授 (90013284)
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研究分担者 |
杉本 史子 東京大学, 史料編纂所, 助手 (10187669)
馬場 章 東京大学, 史料編纂所, 助手 (10208704)
横山 伊徳 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90143536)
近藤 成一 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90153717)
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キーワード | 絵図 / 領域支配 / 空間 / 情報 / 図像 / 裁判 / 世界観 |
研究概要 |
十月に大カリフオルニア学バ-クレイ校(アメリカ合衆国)で、以下のように第二回全体会議を行った。 1各メンバーによる中間報告、 黒田日出男「秀忠の御代始めと元和国絵図」、杉本史子「日本における地図作成の特質」、近藤成一「ケンブリッジ大学所蔵東大寺古図集について」、馬場章「長久保赤水の日本地図作製事業について」、横山伊徳「19世紀前半の日本近海測量について」、D.タランチエフスキ「地図からみた地域史」、M.E.ベリ「近世における絵図作成文化」、D.シャリブリ「近世における社会情報」、Rトビ「心理地図と土地地図」、HD.スミス「幕末日本、歌川貞秀の鳥瞰図にみるマッピングと意味」。 2同校所蔵三井文庫の絵図の調査、 3同校所蔵北米関係絵図調査、 4アメリカ合衆国・オーストラリア地理学研究者との共同研究報告会 「空間の獲得」と題して、D.Turnbull(Deakin Uni),R.Smith(Rice Uni),D.Woodward,(Wisoonsin Uni) V.Kivelson(Michigan Uni)とともに、日本・イタリア・中国・ロシアの中世から近世における地図作成と、その特質について、報告、討論をおこない、比較史的見地を獲得することができた。 5最終年度の研究総括と論文集出版についての相談 全体会議に引き続き、以下の調査を行った。 1日本側メンバーにより、ブリテイッシュ・コロンビア大学(カナダ)所蔵ビーンズ・コレクション、およびワシントンD.C.(アメリカ合衆国)の議会図書館・国立文書館で、所蔵絵図の調査を行った。 2デトレフ・タランチエフスキが、千葉県佐倉市歴史民俗博物館所蔵荘園絵図の調査をおこなった。
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