研究分担者 |
金 容媛 駿河台大学, 助教授 (00225020)
STEINHOFF P. ハワイ大学日本研究所, 所長
越塚 美加 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (70270444)
鶴岡 宏 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (10280562)
JHONSON C. カルフォルニア大学サンディエゴ校, 教授
孫 媛 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (00249939)
CHIN Kyo Hun ソウル大学, 教授
神門 典子 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (80270445)
LIM Seong Jo ソウル大学, 教授
影浦 峡 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (00211152)
計 宇生 学術情報センター, 研究開発部, 助手 (80225333)
HEINRICH A.V コロンビア大学東亜図書館, 図書館長
SAMUELS R.J. MIT, 教授
大山 敬三 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (90177022)
橋爪 宏達 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (40172853)
太田和 良幸 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (60270443)
安達 淳 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (80143551)
小山 照夫 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (80124410)
CAPONIO J.F. イェール大学, 教授
宮澤 彰 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (80099928)
内藤 衛亮 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (10110074)
根岸 正光 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (90114602)
濱田 喬 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (70013191)
小野 欽司 学術情報センター, 研究開発部・研究開発部長, 教授 (70260015)
|
研究概要 |
「海外における日本情報の需要と供給に関する研究」は平成7,8,9年度の3か年計画であり、今年度は第二年次にあたる。 本研究の主旨は次の通りである。すなわち、海外における日本研究の進展は、各国内における日本理解への要求と、これに応える各国内及び日本側からの情報提供に支えられている。日本内部における情報発信への要求は、学会活動の国際化とともに高まりつつあるが、発信された情報が、それにふさわしい各国内の要求の主体にまさしく伝達される必要がある。そのため、日本情報に対する需要及び(各国内の供給)の態様と特性を、地域及び主題分野という二つの次元から解明を試み、とりわけ(次世代の)キーパーソンの要求パターンに着目する。また、日本情報の提供にともなう課題である「標準化」は、国内的な観点からのみならず、海外各国における観点からも検討する必要がある。海外における日本情報への要求・需要の様態と特性を把握・解明するとともに、供給の問題点を明らかにすることにより、わが国における学術活動の国際貢献の可能性向上に資することを目的とする。 そこで、平成8年度には、11件の訪問調査のための派遣と3組7名の招へいを実施した。研究テーマが、大きく日本研究、日本情報、日本語文献などに関り、その故に、サブテーマとしては際限のない構造となっているが、今年度は、日本語資料の図書館、書誌情報のコンピュータ処理、そのための文字セット問題、データベースの国際交換の可能性と日本情報への応用などについて派遣調査した。 招へいでは、インドネシア(1)、韓国(4)、米国(1)、ドイツ(1)などにおける学術情報流通に関わる機関・組織の実態と、それらの内部における日本情報、日本文献に関わる需要と供給の態様について、各国報告のかたちで報告し、これをもとに討議するかたちとなった。 研究方法、研究対象などについての議論は、上記の訪問調査や招へい者との討議のなかで進めている。 学術情報センターへは海外からの来訪者も多く、機会をとらえて本研究に関わる質疑・討議を進めている。
|