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1996 年度 実績報告書

学校教育におけるハイテクノロジーの効果的利用の方法と手段についての日米比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 07044024
研究機関筑波大学

研究代表者

川合 治男  筑波大学, 教育学系, 教授 (50014791)

研究分担者 ERLING E.Boe  ペンシルバニア大学, 教育学部, 教授
HARNISCH Del  イリノイ大学, 教育学部, 教授
BOSCH Willia  ニューヨーク州立大学, 学芸学部, 教授
ANDERSON G.E  マサチューセッツ大学, 教育学部, 教授
吉江 森男  筑波大学, 教育学系, 助教授 (30133044)
佐々木 俊介  筑波大学, 教育学系, 教授 (40018221)
キーワードテレコミュニケーション / インターネット / マルチメディア / 遠隔授業 / コンピュータ / 情報通信 / 情報化社会 / 情報と教育
研究概要

<進展状況・経過>
・招へいと派遣の機会に、共同研究グループの双方の国のメンバーが合同で研究会を持ったり、学校などの訪問を行い、互いに相手国の実態を把握することができた。
・インターネットの利点を生かして、e-mailにより連絡を取り合っている。
・行政や研究の機関のホームページなどが、豊富な情報源となっているので、ここから得られた最新の資料を共同研究の討議に役立てることができた。
・アメリカで開かれた学会にも共同研究者が参加し、情報交換を行った。
<新たな知見>
・インターネットの利用形態としては、e-mailよりwwwの利用が近年さかんになってきた。文字中心の活字メディアとしてのe-mailから、映像、音声、グラフィックスを多用したマルチメディアへの移行が顕著である。
・wwwへのこのような移行は、低学年段階における教育利用を容易にさせている。
・情報通信技術は、遠隔教育の発達と普及をもたらしている。それは、文化的、地理的格差の縮小ももたらし、職業準備教育や生涯学習の充実などの面でも貢献しつつある。
・社会におけるメディア利用の急速な進展のおかげで、教師を含めた教育関係者のメディアリテラシーは高くなっている。しかし、新たなメディアが今後とも登場することが予想されるので、リテラシー育成の教育は今後とも不可欠である。
・新しい情報通信技術の開発を日米両国とも進めているが、それらの実用に関しては格差がきわめて大きい。これは教育分野だけで解決できる問題ではなく、情報基盤整備というような、社会全体の取り組みに関わる問題である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 川合治男: "学校教育におけるハイテクノロジーの効果的利用の方法と手段についての日米比較研究(I)-平成7年度文部省科学研究費(国際学術研究(共同研究))-" 52 (1996)

  • [文献書誌] 川合治男: "学校教育におけるハイテクノロジーの効果的利用の方法と手段についての日米比較研究(II)-平成8年度文部省科学研究費(国際学術研究(共同研究))-" 85 (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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