• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

時間の使われ方と生活の質に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 07044033
研究機関東京工業大学

研究代表者

矢野 眞和  東京工業大学, 工学部, 教授 (30016521)

研究分担者 HARVER Andre  セントメリー大学, 経済学科, 教授
平田 道憲  広島大学, 教育学部, 助教授 (30111660)
加藤 毅  東京工業大学, 工学部, 助手 (10233800)
江川 緑  東京工業大学, 留学生センター, 助教授 (40251615)
キーワード生活時間 / タイム・ハジェット / 生活・質 / 都市化 / 工業化
研究概要

平成7年度に相手側研究者を訪問し、日本・カナダの生活時間データ(個票)およびデータファイルの構造等に関する情報の交換を行うと共に、分析枠組みに関する検討を行った。日加両国の生活時間調査はそれぞれ独立に行われているため、調査対象、調査期日、調査方法、調査内容など調査の実施に関わるものに加え、行動分類、ながら行動の取扱いなど生活時間調査独自の項目について比較可能性を比較・検討を要する。
帰国後の作業は、次の3点にまとめられる。
(1)日本とカナダで、互いに相手国側の調査データの個表の集計作業を行えるようにデータの変換等を行った。
(2)日本とカナダの第一回生活時間調査である1971年ハリファックス調査と1972年松山調査の時期が近いことから、当時の日本とカナダの生活時間の相違を分析するため、これらの調査結果を比較することにした。また、比較を行うためのフォーマットとして、1965〜66年の生活時間の国際比較研究のものを採用することにした。現在、集計作業を行っているところである。
分析が、日本とカナダとの比較に加えて、国際比較研究に参加した諸国(日本とカナダは不参加)を含めた比較を計画している。但し、日本およびカナダ以外の国で行われた生活時間調査の個票データの収集が困難であることが判明したため、現在のところ、二次集計をベースに比較可能なデータを収集、整理分析を行う方法で検討を進めている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 矢野眞和,平田道憲,加藤毅: "生活時間の社会学" 東京大学出版会, 214 (1995)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi