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1995 年度 実績報告書

東南および東アジア諸国における再生型自然エネルギー賦存量の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07044141
研究機関三重大学

研究代表者

清水 幸丸  三重大学, 工学部, 教授 (20023202)

研究分担者 全 誠  江蘇理工大学, 講師
W ノラジミン スライマ  マレーシア, ペルタニアン大学, 助教授
スラサク バムルンゴン  チェンマイ大学, 教授
サリミ B サァィド  マレーシア, ペルタニアン大学, 助教授
アズミ ヤーヤ  マレーシア, ペルタニアン大学, 講師
W ワン イスマイル  マレーシア, ペルタニアン大学, 助教授
M ゾハディ バダイエ  マレーシア, ペルタニアン大学, 副学長
ニュイエン ファン カン  ハノイ工科大学, 助教授
ニュイエン ドゥク ロク  ハノイ工科大学, 教授
林 農  鳥取大学, 工学部, 教授 (00093063)
菊山 功嗣  名古屋大学, 工学部, 教授 (90023192)
太原 興太郎  三重大学, 生物資源学部, 教授 (70024586)
鎌田 泰成  三重大学, 工学部, 助手 (60262987)
キーワード東南アジア / 東アジア / 再生型自然エネルギー / 風力エネルギー / 太陽光・熱 / バイオマスエネルギー / マイクロ水力 / エネルギー植物
研究概要

アジアのエネルギー問題は、緊急かつ重要な段階に来ている。その理由は、ASEAN諸国、中国、韓国等の急速な工業化および家電製品等の普及による商品経済化によってエネルギー需要が急速に伸び2000年〜2010年に必要な新しい発電設備容量は、2億4000万kwと現在の日本の約二倍の量に達すると予測されている。この量を化石燃料(石炭、石油)でまかなうと、資源量はもちろんのこと、地球温暖化物質、CO_2,SO_X,NO_X,等の公害物質の排出量は膨大な量になる。現在、世界的に行われている地球温暖化防止行動計画では、可能な限り環境にマイナスの影響を与えない再生型自然エネルギーの利用促進が期待されている。しかしながらアジアでは大型水力を除いて自然エネルギーの利用は低迷しており、その利用計画すら無い状態である。
このような現状を反省し、著者らはアジアにおける自然エネルギー、風力、マイクロ水力、太陽光・熱、バイオマス、地熱等の資源量の調査を始めた。本年は第一次調査としてヴェトナム、マレイシア、中国山間部雲南、メコン流域のタイの調査を行った。いずれの調査でも一国という広大な面積を相手にするため少しぐらい歩いて調査をしても焼け石に水である。そこで、ヴェトナムではハノイ工科大学の再生型自然エネルギー研究グループ、マレイシアではマレイシア・ペルタニアン大学の研究グループ、タイではチェンマイ大学の研究グループと連携協力しデータの収集および解析を行った。なお、ヴェトナムからは研究者を招聘し、マレイシア、タイおよび中国には日本側研究者が現地調査と相手国研究者との研究打ち合わせを行った。次年度は、招聘国と訪問国を変えて調査研究を鋭意推進したい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 清水雪丸、M,Z,Zohadie、N,D,LOC他の10名: "アジアにおける再生型自然エネルギー開発手法と賦存量に関する調査研究" アジアの地域・自然環境と開発に関する調査研究論文集. 2. 197-207 (1955)

  • [文献書誌] Y. Shimizu, M. Z. Zohadie, N. D. LOC, et al 10: "Investigation Study on Wind Energy Resources in South-Wast Azia" Proceedings of 1996 EUWEC Conference,Goteborg,May1996(1996 European Union Wind Energy Conference). (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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