研究課題
本年度は「1.研究計画の詳細の決定」、「2.予備調査の実施」、「3.アンケート調査実施準備」の3点を行った。「1.研究計画の詳細の決定」(1)8月に日本側研究者がインドネシアを訪問し、本研究計画の個別具体的な問題に関する意見交換を行い、今後の研究推進のための問題点を確認すると共に、インドネシアでの調査対象・調査地の決定を行った。(2)上記意見交換の際に、両国の大学生を中心とした若者の宗教行動の実態把握をする必要性が議論され、翌年度にこれを実施することとした。(3)公務の都合で10月にインドネシアを訪問した華園は8月以降の研究計画の微調整を行うと共に、11月にはインドネシア側研究者が来日し、両国の死生観に関する研究協議と調査対象・調査地の決定を行った。「2.予備調査の実施」(1)日本側研究者はインドネシア訪問の際に、ジャカルタ市内・スラバヤ・メダンなどにおき、それぞれの分担に即した調査研究に従事した。(2)インドネシア側研究者の訪日の際に、山寺立石寺において死者供養の実態調査を行った。「3.アンケート調査実施準備」(1)12月以降、日本側研究者の間で質問項目の検討を行い、2月末に仮の質問紙を作成した。(2)仮の質問紙をインドネシアに送付し、現在質問項目の検討を実施中である。この検討を踏まえて質問紙を完成し、6月に両国大学生に同内容のアンケート調査を実施し、夏の研究会でその結果を検討する。
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