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1995 年度 実績報告書

日豪の大学間における授業相互支援システムに関する共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 07045006
研究機関滋賀大学

研究代表者

板倉 安正  滋賀大学, 教育学部, 教授 (20027824)

研究分担者 HAJDU Joseph  Faculty of Arts, Deakin University, 講師
LE.GREW Darl  Deakin University, 学長代理
BRUMBY Ed.  Centre for Course Developments, Deakin Un, 部長
WALKER David  Centre for Australian Studies, Deakin Uni, 教授
平井 肇  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (70199032)
松原 伸一  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30165857)
鵜野 ひろ子  滋賀大学, 教育学部, 教授 (30145718)
木全 清博  滋賀大学, 教育学部, 教授 (40142765)
小林 健太郎  滋賀大学, 教育学部, 教授 (60024923)
キーワードオーストラリア / 教材研究 / カリキュラム研究 / 遠隔教育 / マルチメディア / 国際理解
研究概要

滋賀大学とディーキン大学との間でのマルチメディアを利用した遠隔教育推進に向けて、板倉と松原がディーキン大学を、レグリュー(科学研究費以外の財源により来日)とブランビ-が滋賀大学を相互に訪問し、主として技術・施設面での課題と問題点について協議した。この結果をもとに、実際に授業開設の可能性を探るべく準備を進めている。
中高等学校における社会科を主とする両国の教科書を、教育目標や教育制度の視点から、ウオーカーと鵜野、木全が文献研究を中心に比較調査を行った。その一方で、ウオーカー、ブランビ-、平井が中心となって、日本の大学向けの「オーストラリア研究」用のマルチメディア教材の開発計画を進めている。
インターネットを利用して、ディーキン大学の「オーストラリア研究」の授業を本学の大学生に履修させ、そこでの問題点について分析・検討を行った。本年度は、参加学生の準備状況や担当教官間のコミュニケーションの不足等もあって、期待した成果を上げるに至らなかった。これまでの問題点を検討して、再度実験授業を試みる予定である。このことに関連して、平井がディーキン大学を訪問し、この分野での今後の実施方法について協議を行った。
相互の社会・文化をテーマとした授業の相互支援にあり方について、分析・検討した。また、このことに関連して、小林が中心となって開設した「オーストラリアの生活と文化」の授業で、ウオーカーとハイデュが講義を行った。また彼らは、ディーキンでの日本研究の授業のために、資料収集やフィールド調査を行った。今後のマルチメディアを活用した教材開発について、具体的なプロジェクトを発足すべく準備を進めている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 松原伸一: "Development of Two Dimensional Mapping Method Using Conceptual Keywords for Self-image Formation" Proc. of ICTES(International Concefence on Technology Education in School). 237-240 (1995)

  • [文献書誌] 松原伸一: "Development of Some Systems for Programming Education" Proc. of ICTES. 121-124 (1995)

  • [文献書誌] 松原伸一: "マルチメディア時代の情報技術教育の考え方" 『教師のための情報教育』明治図書. 1(予定). 40-48 (1996)

  • [文献書誌] 平井肇: "インターネットで楽しむスポーツ・レクリエーション・オーストラリア" 『学校体育』. 95-8. 66-67 (1995)

  • [文献書誌] 平井肇: "テレビに支配されるスポーツ" 『体育科教育』. 1996-1. 22-25 (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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