研究課題/領域番号 |
07045006
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
板倉 安正 滋賀大学, 教育学部, 教授 (20027824)
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研究分担者 |
平井 肇 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (70199032)
松原 伸一 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30165857)
鵜野 ひろ子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (30145718)
木全 清博 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40142765)
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キーワード | オーストラリア / 国際理解教育 / 異文化理解教育 / 情報ネットワーク / 大学間協力 |
研究概要 |
本年度の研究実績は、次の通りである。 1.学芸科目「オーストラリアの生活と文化」を昨年度に引き続き開講し、受講生は180名を数えた。本年度のオーストラリアからの研究者は、Ed Brumby,Joseph Hajduの2名で、来日の折りにこの講義に参加し、講義内容を深めることができた。 2.研究成果報告の一つの形態として、国際シンポジウム、滋賀大学国際シンポジウム'97「環境問題の解決を目指した環境教育と情報支援システムの役割」、を開催し研究成果を報告するととに、今後の国際協力の方向性を探ることができた。 シンポジウムには招待講演者として、韓国、フィリッピン、インドネシア、タイ、マレーシア、オーストラリア、米国、連合王国の8カ国から10名、国内から6名の出席を得、一般参加者は海外から2名、国内約160名、合計約180名の参加があった。 この国際シンポジウムは、21世紀の社会における一つの大きな課題である環境問題を教育の側面から取り上げ、この問題の解決に向けての教育、すなわち、学校教育及び消費者教育の果たす役割、及び、この教育を地球規模で推進するための情報技術を活用した情報支援システムのあり方について討論を深めることを目的としていた。具体的には、1.アジア太平洋地域の環境問題と人々の環境意識の変化、2.アジア太平洋地域における環境教育の実践と課題、及び、3.情報支援システム・遠隔教育と環境ネットワークの役割、のテーマについて議論が深められた。
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