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1995 年度 実績報告書

新生児・乳児期における感覚運動系の解発機構に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07202206
研究機関三重大学

研究代表者

河合 優年  三重大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00144098)

キーワード未熟児 / 知覚・運動協応 / 発達的変化
研究概要

研究の概要
本年度の研究目的は、発達初期の視覚と運動の協応関係を明らかにすることにあった。このため未熟児における手指運動を、刺激提示条件と統制条件で比較検討した。分析対象となったのは、名古屋市立大学病院のNICUに入院中で特別の障害を持っていない未熟児、男児3名、女児4名の合計7名であった。在胎週数は28週から38週(平均34週)であり、実験時点での修正在胎週数は、39週から42週(平均40週)であった。両眼視による縞視力は、0.2c/deg.から0.55c/deg.であった。行動観察は、未熟児室にある眼科検診用の小部屋で行われた。ガラガラを提示される刺激条件と、保持されるだけの統制条件の2条件での行動が観察分析された。腕の動きについてみると、条件に関係なく活動的でないことが示唆されている。また、条件別に運動の生起頻度を見てみると、刺激提示条件で運動の抑制が観察された。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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