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1996 年度 実績報告書

政治改革の理念とその制度化過程

研究課題

研究課題/領域番号 07206101
研究機関北海道大学

研究代表者

皆川 修吾  北海道大学, スラブ研修センター, 教授 (60121472)

研究分担者 袴田 茂樹  青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (40148581)
宇多 文雄  上智大学, 外国語学部, 教授 (50053666)
下斗米 伸夫  法政大学, 法学部, 教授 (80112986)
塩川 伸明  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (70126077)
キーワード政治改革 / 制度化
研究概要

1)共同研究活動:本年はロシア連邦大統領選挙の年であったわけであるが、いうまでもなく大統領選は制度化過程において大きな節目となる重要な行事であり、また総統括のコア・メンバーの一員である木村汎氏から大統領選の総合的研究の必要性をかねてから指摘されていた。その必要性に答え平成8年7月27日に開催された全体研究報告会で大統領選の総合的研究を共通課題にしたパネル・ディスカッションを構成した。当日の報告内容を多少編集し直し、次の報告書を平成8年9月に刊行した。
領域研究報告輯 15号 『大統領選語のロシア政局の行方』
2)当該班の研究課題である「政治改革の理念とその制度化過程」にそって今年度も研究分担社全員が各自研究活動を行った。ロシアの政治システムの制度化の過程は長期的な研究を必要とすることを再認識した年でもあるが、同時にそれぞれの専門分野の視点からロシア政治の特性を見極めることがいかに重要であるかを大統領選研究を通して痛感した年でもある。
初年度に続き委託調査が三人の研究分担者(袴田・下斗・皆川)によって行われた。袴田氏は主としてモスクワ市で、下斗米市はボルガ沿岸共和国で、そして皆川はロシア極東沿海地方およびハバロフスク地方で行った。また、それぞれ個別の研究計画に基づいてアルバイトを使い文献資料と数値資料双方の収集を行った。中間的な研究成果および収集した資料の平成8年度の刊行物は上記報告輯15号の他次の3点である。
領域研究報告輯 11号 皆川修吾『移行期の地域主義:沿海地方の例』(英文)
領域研究報告輯 16号 塩川伸明『討論ペ-パ-「社会主義と全体主義」再論「<現存した社会主義>の政治学」へ向けての準備ノート』
領域研究報告輯 20号 皆川修吾『ハバロフスク地方の政治的エリート』(露文)

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 皆川修吾: "ロシア人脈政治の新展開" 国際政治. 104. 35-50 (1993)

  • [文献書誌] 皆川修吾: "エリツィン大統領再選と政権の特徴" ロシア研究. 23. 25-43 (1996)

  • [文献書誌] 袴田茂樹: "ロシアにおける価格自由化とその社会的影響" ソ連研究. 14. 154-171 (1992)

  • [文献書誌] 宇多文雄: "ロシア・マスメディアの政治化" 国際問題. 399. 50-61 (1993)

  • [文献書誌] 塩川伸明: "ソ連とは何だったか" 勁草書房, 250 (1994)

  • [文献書誌] 下斗夫伸夫: "独立国家共同体への道" 時事通信社, 310 (1992)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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