研究課題/領域番号 |
07207115
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研究機関 | 東洋英和女学院大学 |
研究代表者 |
林 文 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 助教授 (00180977)
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研究分担者 |
重久 剛 東京家政学院短期大学, 教授 (70054640)
辻 公美 東海大学, 医学部, 教授 (30055834)
生越 喬二 東海大学, 医学部, 助教授 (30112775)
山岡 和枝 帝京大学, 法学部, 助教授 (50091038)
林 知己夫 統計数理研究所, 名誉教授 (50000188)
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キーワード | データ構造 / 数量化理論 / 分類 / HLA抗原 / QOL / パーソナリティ / 国民性 / 人種 |
研究概要 |
本年度の研究計画に従い、次のような研究を行った。 1.問題点の整理 これまでのQOL研究、HLA抗原に関する研究において問題となってきたデータ分析上の諸問題を整理し、方法論として解決していく方向について論議した。 2.具体的な分析 QOL研究においては、パーソナリティーとの関連をいかに見いだすか、QOL質問票、パーソナリティー質問票を検討してテスト調査の結果を分析した。このパーソナリティーと国民性あるいは環境との関係を示唆するものとして、さまごまな意識のハワイとブラジルの日系人調査における世代間の意識の変化の様子を分析した。 HLA抗原については、世界各国から収集されているデータベースに基づき、人種間の違いを分析した。この分析は、個人のもつHLA抗原の構造分析及びそれらの人種間の差異の分析と、人種によってまとめられた出現頻度の差異の分析がなされた。結果として、人類共通の構造と人種間の出現頻度の差異による人種の分類がある程度見いだされた。 この分析過程において、データの性質を考慮した方法の組立が重要であることが確認された。 3.データ獲得の方法の確定と実施 上記のQOL研究とHLA抗原研究の関連性は、国民性と人種との関連、パーソナリティーとHLA抗原との関連である。このためにさらに如何なるデータを獲得する必要があるのか、またその方法について検討し、準備を進めた。
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