研究課題/領域番号 |
07216234
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
植村 栄 京都大学, 工学研究科学, 教授 (70027069)
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研究分担者 |
伊藤 修 京都大学, 工学研究科, 助手 (10026023)
大江 浩一 京都大学, 工学研究科, 助教授 (90213636)
藤本 博 京都大学, 工学研究科, 教授 (40026068)
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キーワード | ジアリールアンチモンクロリド / トリアリールビスマス / パラジウム触媒 / アリール化反応 / ビアリール / トランスメタル化 |
研究概要 |
本年度の研究により明らかとなった諸点は以下の通りである。 1)Pb(0)錯体触媒存在下、アリールボロン酸およびアルケニルボロン酸をメタノール中で一酸化炭素(CO)と常圧で反応させると、対応するカルボン酸エステルが効率よく生成することを明らかにした。アリールボロン酸の反応をテトラヒドロフランを溶媒として行なうとジアリールケトンが選択的に生成することも見出した。C-B結合のPd(0)への酸化的付加によるC-Pd-B結合生成を経由しているとの仮定を提案した。 2)トリアリールビスマスがRh(I)又はPd(0)錯体触媒存在下、COと常圧、常温で応し、対応するカルボン酸とジアリールケトンを与える反応を見出し、C-B結合のRh(I)又はPd(0)への酸化的付加を経由しているとの仮定を提案した。 3)ジアリールアンチモンクロリドおよびアリールアンチモンジクロリドがα,β-不飽和カルボニル化合物とPd(OAc)_2触媒存在下反応して飽和アリール化生成物を与えることを見出した。 4)トリアリールビスマスがPd(0)錯体触媒の存在下、空気中でカップリング反応を起こしビアリールを高収率で生成することを見出した。
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