研究課題/領域番号 |
07238102
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
丸山 茂徳 東京工業大学, 理学部, 教授 (50111737)
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研究分担者 |
道林 克禎 静岡大学, 理学部, 助手 (20270978)
海老原 充 東京都立大学, 理学部, 助教授 (10152000)
椚座 圭太郎 富山大学, 教育学部, 助教授 (30225180)
荒井 章司 金沢大学, 理学部, 教授 (20107684)
磯崎 行雄 東京工業大学, 理学部, 助教授 (90144914)
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キーワード | 太古代 / 深海堆積物 / 完全連続試料 / グリーンランドイスア / 西オーストラリアピルバラ / プレートテクトニクス / 中央海嶺 / 島弧 |
研究概要 |
丸山・磯崎・増田・加藤によって採集された試料、特に完全連続試料(グリーンランドイスア、西オーストラリア地域のチャート)を40cm×20cmの型枠の中で樹脂固定し、切断・研磨を行った。具体的には、樹脂固定した金属枠付のプレート状試料をスライスし、一部を非破壊用分析試料として研磨し、残りを破壊を必要とする特殊な分析にあてた。試料枠には番号を刻印した。これらの試料を機能的に収納・管理するための整理棚を購入し、データベースの構築を開始した。データベースは構築のペースにもよるが、各試料の基礎的な記載はインターネットを通じて近未来に世界の研究者がアクセスできるようにする予定である。 収集した試料の野外の産状のまとめ、岩石学的な性質の記載、化学分析は予定通り進行している。グリーンランド、西オーストラリアについてのそれらの研究結果の一部は国内外の学会で発表した。成果の一部は現在、国際雑誌に投稿中、もしくは印刷中となっている。 初年度の計画は予定通り完了した。
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