研究課題/領域番号 |
07248101
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大見 忠弘 東北大学, 工学部, 教授 (20016463)
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研究分担者 |
坪内 和夫 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30006283)
石原 宏 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (60016657)
浅田 邦博 東京大学, 工学部, 教授 (70142239)
堀池 靖浩 東洋大学, 工学部, 教授 (20209274)
亀山 充隆 東北大学, 大学院・情報科学研究所, 教授 (70124568)
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キーワード | システム / 回路 / デバイス / プロセス / 材料 |
研究概要 |
シリコンテクノロジーをベースに人間の知能に匹敵する新しいコンピュータのハードウェアを、材料・物性の研究者から、デバイス・回路、そしてシステムアーキテクチャの分野に至る第一線の研究者を集結してその実現に挑むために、研究討論会を開催し、今までに共通の言語すら持たなかった各分野の研究者の間で意識の共通化を図り、意思の疎通を図ることによって、重点領域全体の総括を行う目的に対して、平成7年7月28日と29日の2日間に渡る仙台での研究会と平成8年3月14日、15日、16日の3日間に渡る東京での特別公開シンポジウムを開催し、各研究分野間の垣根を取り払い、研究者に共通の意識を持たせるために、各分野の研究者がそれぞれの分野における研究状況を紹介するとともに技術的な討論を行っている。これにより、知能情報処理の本質とは何か、それを実現するシステムアーキテクチャは何か、また具現化するための電子回路の構成は、そしてこれを可能にするデバイスの機能とは何か、さらにこうしたシステム・回路・デバイスを具現化する材料・プロセス研究の進むべき方向は何か、といった問題に対し、各分野の研究者間の意志統一を図っている。研究会では、領域代表者および各計画研究班班長による計画研究の研究状況および計画についての発表および公募研究の各研究者による研究状況および計画の発表を基に、技術討論を行い、重点領域全体の総括を行っている。特別公開シンポジウムでは、計画研究および公募研究の各研究者が成果について発表し、材料・プロセス・デバイス・回路・システムの立場から、新たなパラダイムのコンピューティング・アルゴリズムに基づく知能集積システムを如何に実現するかについて広範な議論を行い、重点領域全体の総括を行っている。
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