研究分担者 |
坪内 和夫 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30006283)
石原 宏 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (60016657)
浅田 邦博 東京大学, 大規模集積システム設計教育研究センター, 教授 (70142239)
堀池 靖浩 東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20209274)
亀山 充隆 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (70124568)
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研究概要 |
シリコンテクノロジーをベースに人間の知能に匹敵する新しいコンピュータのハードウェアを,材料・物性の研究者から,デバイス・回路,そしてシステムアーキテクチャの分野に至る第一線の研究者を集積してその実現に挑むために,重点領域全体の総括を行う目的で,平成10年10月3日(土)と4日(日)の2日間にわたる仙台での研究会を開催し,各計画研究班の研究者がそれぞれの研究班における研究状況を紹介すると共に技術的な討論を行っている。これにより,知能情報処理の本質とは何か,それを実現するシステムアーキテクチャは何か,また具現化するための電子回路の構成は,そしてこれを可能にするデバイスの機能とは何か,さらにこうしたシステム・回路・デバイスを具現化する材料・プロセス研究の進むべき方向は何か,といった問題に対し,各計画研究班の研究成果を集結し,具体的な形にしていく方向で討論を行った。さらに,昨年度に引き続き今年度も,衛星回線を用いたTV会議システムSCS(Space Collaboration System)を利用し,計5回の研究会を開催した。計画研究および公募研究の各研究者による研究発表を基に技術討論を行い,重点領域全体の総括を行っている。研究会では,材料・プロセス・デバイス・回路・システムの立場から,新たなパラダイムのコンピューティングアルゴリズムに基づく知能集積システムを如何に実現するかについて広範な議論を行い,本重点領域研究の研究年限終了に向けて各研究班の成果を総合し具体的なシステムを作り上げる事を目標に領域全体の総括を行った。
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