研究課題/領域番号 |
07277101
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
永井 美之 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20022874)
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研究分担者 |
塩田 達雄 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (00187329)
山本 直樹 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (00094053)
速水 正憲 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (40072946)
内山 卓 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (80151900)
足立 昭夫 徳島大学, 医学部, 教授 (90127043)
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キーワード | HIV / エイズ / ケモカイン / 化学療法 / ワクチン |
研究概要 |
本研究は、重点領域研究「エイズの病態と制御に関する基礎研究」(平成7-9年度)の成果とりまとめを行うことを目的とした。具体的には1) 代表的成果の社会的還元の為のシンポジウム「HIV/AIDS研究の進展」(平成10年11月20日(金)、日経ホール、東京)の開催と、2) 代表及び分担研究者全員の詳細な成果報告書をとりまとめた冊子を刊行した。シンポジウムは1.HIVのライフサイクル、2.ウイルス・宿主相互作用、3.創薬とワクチンの開発の3つの柱の下に、ケモカインを介するHIVの侵入機構、T細胞サブセットとHIV感染、エイズ化学療法の現状、粘膜免疫、ケモカインを標的とする薬剤開発など最近のホットな課題12をとりあげ最新の成果を国外の動向とともに紹介した。一般市民も参加し、本領域の到達点と今後の展望をめぐり活発な討論が展開された。冊子は500頁を越え、わが国のこの分野の現状を詳細に表すものとなった。
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