研究課題/領域番号 |
07283101
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山本 正幸 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40114706)
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研究分担者 |
佐方 功幸 九州大学, 理学部, 教授 (80142024)
安部 眞一 熊本大学, 理学部, 教授 (90109637)
長濱 嘉孝 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (50113428)
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キーワード | 生殖細胞 / 減数分裂 |
研究概要 |
本研究が総括する重点領域研究「生殖細胞の特質」は、第1班「生殖細胞の成立の分子機構」計画班員5名(班長・長濱嘉孝)、第2班「減数分裂の特性とその制御」計画班員5名(班長・山本正幸)および公募班員23名(うち1班に係わるもの10名、2班に係わるもの13名)で構成される。発足間もない7月31日から8月1日にかけ、岡崎市において、計画班員と公募班員の全体が集まる合同班会議を開催し、班員間の交流を図るとともに、本重点領域の研究開始状況を調査した。海外出張等の班員については代理出席者が発表し、全員の研究が披露された。また合同班会議のあとに総括班会議を開き、今後の活動方針を確認した。活動方針については幹事の間で適宜会合をもち、また電話連絡等で連絡を密にした。この合同班会議の開催に加え、「細胞周期」重点および「細胞核の機能構造」重点との合同公開シンポジウムの共催、「遺伝的組換え」ワークショップの支援、第18回日本分子生物学会年会「生殖細胞と減数分裂の分子生物学」シンポジウムの支援などの事業に取り組み、班員の協力を得て、それぞれ研究交流という意味で大きな成果を収めた。海外からは、線虫の生殖細胞研究の先端で活躍しているWashington UniversityのT. Schedlを招聘し、関連分野の研究者との交流を支援した。年度後半にはサ-キュラーの発行を軌道に載せることができた。さらには、班員間の共同研究を推進するために総括班として支援活動を行った。各班ごとの報告書と重複するためここには記述しないが、1・2班とも所期の目標に向かって順調に研究を展開した。
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