研究課題/領域番号 |
07283101
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山本 正幸 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40114706)
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研究分担者 |
佐方 功幸 九州大学, 理学部, 教授 (80142024)
安倍 眞一 熊本大学, 理学部, 教授 (90109637)
長濱 嘉孝 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (50113428)
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キーワード | 生殖細胞 / 減数分裂 |
研究概要 |
本研究が総括する重点領域研究「生殖細胞の特質」は、第1班「生殖細胞の成立の分子機構」計画班員6名(班長・長濱嘉孝)、第2班「減数分裂の特性とその制御」計画班員5名(班長・山本正幸)、および公募班員26名(うち1班に係わるもの11名、2班に係わるもの15名)で構成される。第2年度にあたる本年度は、実質的に研究がスタートして間もない7月25日から27日にかけ、熊本において、計画班員と公募班員の全体が集まる合同班会議を開催し、班員間の交流を図るとともに、本重点領域の目標の確認を行った。充実した討議が続き、班員には好評な会議であった。合同班会議のあとに総括班会議を開き、今後の具体的活動方針を討議した。活動の実行に際しては幹事の間で適宜会合をもち、また電話連絡等で連絡を密にした。この合同班会議の開催に加え、「細胞核の機能構造」重点および「細胞複製装置」重点との合同公開シンポジウム(12月19・20日)の共催、日本生化学会・日本分子生物学会合同年会「減数分裂周期の制御」シンポジウム(8月29日)の支援などの事業に取り組み、班員の協力を得て、それぞれ研究交流という意味で大きな成果を収めた。海外からは、減数分裂周期研究の先端で活躍しているHarvard Medical SchoolのJ.Rudermanを招聘し、関連分野の研究者との交流を支援した。合同公開シンポジウムに合わせて第二回の総括班会議を開き、来年度の予定する国際会議の準備状況の確認などを行った。2度のサ-キュラーの発行を通じて班員への情報配布に努めるとともに、班員間の共同研究を推進するために、総括班として支援活動を行った。1・2班とも所期の目標に向かって順調に研究を展開しており、研究レポートのまとめを目下進めている。
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