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1995 年度 実績報告書

エイズ教育におけるマルチメディアの応用と評価に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07300003
研究種目

総合研究(A)

研究機関大妻女子大学

研究代表者

大澤 清二  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 教授 (50114046)

研究分担者 中川 正宣  東京工業大学, 工学部, 教授 (40155685)
吉田 勝美  聖マリアンナ医科大学, 公衆衛生学教室, 教授 (80158435)
渡邊 正樹  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (10202417)
勝野 眞吾  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70098523)
國土 将平  鳥取大学, 教育学部, 助教授 (10241803)
キーワードエイズ教育 / マルチメディア / CD-ROM / 教育実験
研究概要

マルチメディア教材(CD-ROMによるエイズ教育教材)を作成し、これによって以下の作業を行うことが今年度の研究実施計画であったがその大半を実施することができた。
(1)各国におけるマルチメディア用のエイズ教育教材の収集と整理・分析を行った。予想したよりは諸外国にはマルチメディア教材が少なかった。
(2)選定されたエイズ教育教材をCD-ROM化した。この教材を全国のエイズ教育の専門家、関係者に配布し試用してもらっている。
(3)上記教材の試用後の評価を上記配布先1316ヶ所および日本学校保健学会のエイズ教育専門家150名にアンケートにて現在調査している。今年3月中に回収の予定である。この調査によって同教材の利用方法や改善の方向などの具体的提案が可能になると期待している。
(4)同教材を試用して、鳥取、熊本、兵庫、東京の各地で中・高生を対象とした教育実験を行っている。今までのところ従来型のエイズ教育教材を利用したものと比較して予想以上に大きな効果があることが明らかになりつつある。
(5)エイズ教育の背景として、エイズに対する児童生徒の知識・態度についての実態調査をしてエイズ知識・態度インベントリ-を収集し、それを精選するための準備を進めている。現在ではエイズが猖獗しているタイにおける調査の他に東京、鳥取でこのための基礎調査を行っている。今後これらのデータを利用して多変量解析などを利用しながらエイズ知識・態度テストのスタンダードを構成するつもりである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大澤清二: "エイズ教育と知識教育の問題(1)" 健康教室. 538. 50-56 (1995)

  • [文献書誌] 大澤清二: "エイズ教育と知識教育の問題(2)" 健康教室. 540. 74-79 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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